橋の紹介
美倉橋(みくらばし)

全長:35.8m 全幅:22m
構造:鋼製 ヒンジアーチ橋
完成:昭和4年(1929年)

総工費 179,000円

美倉橋は、千代田区東神田2丁目と東神田3丁目の間で、清洲橋通りが神田川を渡る橋です。

江戸時代の前半には柳原新し橋と呼ばれていたようです。神田駅の東に神田美倉町の町名もありますが、この町がこの橋の営繕を行なっていたといわれています。現在のこの橋も関東大震災の復興事業で架けられました。

<橋名の由来>
橋の近辺に3つの米倉(神田佐柄木町蔵地・本銀町会所屋敷蔵地・神田紺屋町二丁目横町蔵地)があったことから三倉橋と呼ばれ、それが転じて美倉橋になったなど諸説あるそうです。現在橋の南詰広場には、3つの倉を模った公衆トイレが建てられています。

美倉橋
美倉橋