橋の紹介
常盤橋(ときわばし)

全長:31.6m 全幅:10.8m
構造:石造 2連アーチ橋
完成:明治10年(1877年)

千代田区大手町2丁目と中央区日本橋本石町2丁目を結んで架かる歩行者専用の橋です。

この橋と常盤橋御門は、江戸時代のもっとも初期に築かれたそうです。現在の橋は、明治政府に雇われた肥後(熊本)の石工たちが手がけた石造りのアーチ橋で、現存する唯一の橋です。肥後の石工たちは、江戸橋・万世橋など10橋以上を手がけたようです。

この橋は、江戸時代には日光街道に向かう主要ルートにありました。

<橋名の由来>
見附ができた1629年より前から橋はあったといい、一説には天正18年(1590年)とも伝えられます。江戸初期には、「江戸五口」のひとつに数えられました。

常盤橋
常盤橋